早野歯科医院ブログ

2017年1月27日 金曜日

自己免疫疾患とインプラント 大垣市の早野歯科医院のインプラント

こんにちは。
大垣市の歯医者、早野歯科医院の歯科衛生士の田中文代です。

凍てつく夜の空にオリオン座の星々が美しく輝いています。
その輝きをずっと見ていると何か神秘的な感じですdiamond

先日、DHパワーフォーラムへ参加してきました。
今回のテーマは「自己免疫疾患について」でした。
自己免疫疾患のある方はインプラント治療はできないのでしょうか?

インプラント治療と全身疾患の関係は色々な報告がされていますが、禁忌症はないと言われています。
但し影響がないとはいえません。
たとえば骨粗鬆症、自己免疫疾患であるリウマチ性疾患、シェーグレン症候群です。
骨粗鬆症は治療薬のビスホスホネート製剤は顎骨壊死を起こす危険性があります。

シェーグレン症候群という疾患をご存知ですか?
シェーグレン症候群とはスウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレンにより1933年に報告されました。
慢性炎症により唾液腺、涙腺破壊と分泌障害をきたし、乾燥症状を呈します。
全身性自己免疫疾患です。原因は不明です。

唾液が少なくなると口の中が乾燥して義歯が痛くて使えなくなることがあります。
そのような方には義歯ではなく、インプラントがよいのかもしれません。

インプラント治療を選択された患者様はインプラント手術時間は口をあけている時間が長く、途中洗口するもできません。
そのため、術中の口の中の保湿を充分に行うことが重要です。
そしてできるだけ手術時間を短くすることです。

また、唾液が少ないと唾液による抗菌作用が低く歯周炎や虫歯になりやすく、インプラントのケアはもちろん、残っている自分の歯のケアが難しくなります。
歯磨剤に配合されているフッ素が口内の環境によってはチタンインプラントを腐食し、インプラント周囲の歯肉炎症の原因の一つになる可能性があると言われています。
そのため、フッ素の使用は控えています。
フッ素による虫歯予防はできませんが定期的メンテナンスで予防しています。

患者様の口腔内の環境・全身疾患・性格・職業・年齢など、今後のメンテナンスのしやすさなどを考えて、インプラント治療の相談に時間をかけています。
そして最適なケア商品を提供し、安心して噛むことを楽しんで頂きたいと思っています。
患者様の健康寿命を少しでも長くしていけるよう、お付き合いしていきたいと思います。

まだまだ寒い日が続きます。
ご自愛ください。

投稿者 早野歯科医院

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